〜農薬を使わない田んぼは、
        小さな生き物たちの楽園です〜
朝もやの中で田んぼを見ると、稲と稲の間に無数の
クモの巣が張られ、朝露で光っています。
まるで田んぼ全体がクモの巣のようです。田んぼの
中には害虫もいますが、その天敵になる益虫もいっ
ぱいいて、結果的に、虫の被害は少なくて抑えられ
ます。クモたとんぼは、害虫を食べてくれる「大事な
益虫」です。
6月になると、あちらこちらで「とんぼ」が
羽化して、一斉に飛び立ちます。         .



虫が多いせいか、我が家の田んぼにはツバメがやってきます。
そして、ドジョウやカエルを求めてカモやアオサギも・・・・。畦畔
の草を刈るのが遅れると、いつの間にかカモが巣を作って卵を
抱いていたりして、結局草を刈れなくなる事もあります。         
<無農薬栽培の概要>
●無農薬栽培米は、除草に大変な労力がかかるために、体力的に全面積を無農薬にすることがで
   きません。そのため残りの田んぼはやむをえず「省農薬栽培」にしています。栽培方法について
   は、種子消毒、育苗から収穫まで全て無農薬・無化学肥料による栽培で、化学合成物質は一切
   使用していません。

●種子消毒・・温湯殺菌法(60℃のお湯に5分間浸ける)

●育苗・・殺菌剤は一切使用しておりません。完熟発酵肥料を使用。

●土作り・・・完熟発酵堆肥

●元肥・・・菜種粕、グアノ(天然有機リン酸)、微量ミネラル養分(チッソ、リン酸、カリ以外の養分)

●追肥・・・発酵魚粉、微量ミネラル養分


●除草
   除草剤は使用しません。田植え直後に米糠を散布して微生物の繁殖を促し(その活動によって
   土の表面が酸欠状態になり雑草の種が発芽しにくくなる他、土の表層がトロトロ状になって雑草
   の種が沈む事によっても発芽しにくくなる)、それでも発芽したものは除草機をかけてから手取り
   しています。


●病害虫対策
   農薬は一切使用せず、病害虫ともチッソ過剰による軟弱体質になると被害が出やすいためグアノ
   で光合成が活発になるようにして、それによって、未消化態チッソの消化を促進させ葉茎の固い
   ガッチリした健康な稲にすることで、防ぐということを基本にしています。それでも発生 した場合に
   は、玄米酢、焼酎、木酢液、トウガラシ、ニンニクなどを使っています。また、虫害の事前対策とし
   て、時期をみながらあえて畦畔の草刈りをしないで害虫の住みかを確保すると同時に天敵が活
   躍できるようにして、できるだけ害虫が、畦畔から田んぼに移らないようにしています。
〜お米を収穫するには、さまざまな段階を踏んでいきます〜

<くん炭焼>
籾殻を焼いて炭状にして育苗用の土に混ぜて使います。農薬等がなかった
時代から使われているもので、根の発育が良好になります。                    

※肥料はJAS有機認定対応の有機質肥料を100%使用しています。
※無農薬米につきましては、「JAS有機認定」を取得しています。